片頭痛(偏頭痛)について

片頭痛(偏頭痛)の多くは10〜20代で発症し、30代の女性では5人に1人が片頭痛とも言われ、一般的な症状となっています。

片頭痛は特定の原因はなく、根本的な治療が難しい病気となっています。


ちょっとした環境の変化やストレスで起きやすい片頭痛

もともと女性は男性と比べ、毎月おこる女性ホルモンの変動や、妊娠・出産等の様に、体の変化に伴い体調が変化しやすいという側面を持っています。
そのため、もともと片頭痛が起こりやすい方が多いという可能性もあります。

また忙しい現代では、仕事や家庭でのストレスや冷暖房による温度環境の変化といったように、自律神経のバランスを崩しやすい環境にさらされることが多い事も、片頭痛を引き起こしやすい要因になっているかもしれません。

片頭痛チェックをしてみましょう!

1.歩行や階段の昇降など日常的な動作で頭痛がひどくなることや、動くよりじっとしているほうが楽だったことはどれくらいありましたか?

   □なかった □まれ □ときどき □半分以上


2.頭痛に伴って吐き気がしたり、または胃がムカムカすることがどれくらいありましたか?

   □なかった □まれ □ときどき □半分以上


3.頭痛に伴って普段は気にならない程度の光がまぶしく感じることがどれくらいありましたか?

   □なかった □まれ □ときどき □半分以上


4.頭痛に伴ってにおいが嫌だと感じることがどれくらいありましたか?

   □なかった □まれ □ときどき □半分以上
(以上、「頭痛医療推進委員会」の発表内容より)


上記2項目以上に「時々」、もしくは「半分以上」のチェックがついた方は、片頭痛の可能性があります。


片頭痛の治療

片頭痛の症状や起こり方には個人差があり、そのメカニズムもまだまだ解明されていません。
現時点では片頭痛を完治させて全く発症しないようにすることは困難です。

しかし、片頭痛持ちの人がそれぞれ自分にあった効果的な対処法をみつけることができれば、完治は無理でも自分の片頭痛と上手く付き合っていくことができます。

片頭痛と女性ホルモンとの関わり方を理解して、薬(トリプタン製剤)をうまく服用し、生活習慣を見直して規則正しい生活をすることで、頭痛の回数はかなり減らせるようになります。

薬(トリプタン製剤)は、その効果を最大限に引き出すためには服用するタイミングが大切です。
自分にはどのタイミングで服用するのがいいのかを相談させていただき、自分にあった服用を行っていってほしいと思います。
個人差の激しい片頭痛だからこそ、それぞれにあった対処法をみつけることが一番大切です。

当クリニックでは以下のような項目をお聞きします。


1.いつごろから頭痛を感じるようになりましたか?また頻度はどのくらいですか?
 特に痛みのでる時間帯はありますか?それはどのくらい続きますか?
 過去にも同じような頭痛がありましたか?


2.頭痛により日常生活が困難になることはありますか?
 歩くのも辛い、家事や仕事ができない、寝込んでしまうといったことがありますか?


3.頭痛以外に何か症状はありますか?
  吐き気、嘔吐、その他に光や音、匂いに過敏になるなど 。


4.痛み方はどうですか? 
  頭のどの辺りが痛むか。
  どのように痛むか。(脈打つような痛み、締めつけられるような痛み、重い感じの痛みなど)


5.ストレス、月経、不眠など思い当たるきっかけがありますか?


片頭痛は一般に売られている頭痛薬で対処する方も多い様ですが、くすりの飲みすぎにより更に頭痛が起きる事もあります。
また、頭痛は恐ろしい病気が隠れている可能性もありますので、自己判断せずにご相談ください。