糖尿病について

なぜ「糖尿病」というの?

現在「糖尿病」は“diabetes mellitus”の訳名であるとされています。
まず2世紀頃の記録において

「肉や手足が尿中に溶けてしまう病気で患者はひと時も尿を作ることを止めず、尿は水道の蛇口が開いたように絶え間なく流れ出す。」

との記載があり、ここからギリシャ語でサイフォン(高いところから低いところへ水が流れる)の意を持つ“diabetes”という言葉が用いられるようになりました。


歴史の中の糖尿病

紀元前1550年頃、古代エジプトにおいて残されたパピルスにその記録はあるとされています。それは「尿があまりにもたくさん出る病気」として記載され、世界最古の記録文献とされています。

国内では、藤原道長(966〜1027)が最初の糖尿病患者ではないかとも言われています。道長は51歳頃から喉の渇き等が出現し、胸痛や視力低下を経て、おそらく敗血症にて没したのではと推測されています。

また北原白秋も糖尿病性網膜症をもっていたことが知られています。
それ以外でも現在までに、多くの著名人・芸能人等が病気の存在を告白しています。