看護師による糖尿病療養指導の現場から

2018/12/13
インスリンの保管方法について

「旅行にいくんだけど、インスリンはどうしたらいい?」

患者様に聞かれました。
年末年始の帰省や旅行で出かける方も多いと思います。
また、家庭内での保管についても確認の意味でお知らせします。

冬は凍結に注意

車のトランクや、外気に触れるところでの長期保管は危険です。
インスリンはたんぱく質なので一度凍結してしまうと溶けても成分が変化してしまい、使用できなくなります。

また、冷たいかな?と温めすぎるのも危険です。未開封は冷蔵庫、使用開始後は室内保管(窓側の近く直射日光があたる場所はだめです)です。

飛行機に乗る際は手荷物として持ち込みを

飛行機では手荷物にしてください。
針や注射器を持っての搭乗、となりますのでゲートでは必ず申請をしてください。
また、リブレを付けたままの方も申告をお願いします。

冷蔵庫の設定温度に気を付けましょう

自宅冷蔵庫での保管ですが、設定温度が夏のまま(強などパワーが強い)ですと、上段は冷気が強い可能性があります。扉の所に保管するように、と話していますが、冷蔵庫の設定温度にも気を付けてください。

持ち運びの際には分散保管を

また、旅行の際には手荷物に全部一緒に入れないようにしてください。
同行者がいる場合は分けて持って頂く、ご自身でしたら最低2か所に分けて持ち歩くようにしてください。

帰省される方

帰省先にすべて持って行ってしまうと、もし持ち帰るのを忘れた場合緊急で受診をしなくてはいけなくなります。1本は冷蔵庫に入れて(複数本打っている方はその種類分)おくようにしてください。