看護師による糖尿病療養指導の現場から

2018/8/17
自己血糖測定した値と、採血した血糖値がちがうんですけど

ご自身の血糖値を詳細に記録している患者様に聞かれました。
「どうしてですか?」と。

採血し得られた血液と、自己血糖測定(穿刺:指先を小さな針で刺す)して得られた血液は何が違うのでしょうか?

血液の違い

  • 採血の血液 → 静脈血
  • 自己血糖測定の血液 → 毛細管血

この違いです。
血液は心臓から静脈を通って全身の毛細血管に達し、各組織にブドウ糖などの栄養をあたえ、静脈を通って戻ります。
自己血糖測定でとるのは指先の毛細血管ですから、ちょうどブドウ糖が組織に配られている場所です。これに対して腕から採血する静脈血は、ブドウ糖が消費された後の血液です。
そのため腕から採血した値と指先の値は異なります。(テルモ HPより抜粋)

血糖測定器は、各社いろいろあります。
しかし、基本的に操作手順は同じです。
測定に必要な血液量は若干異なりますが、指先に穿刺して得られた血液を、センサーにつけ測定します。

自己血糖測定の数値がおかしいなと思ったら

血糖測定器での測定 チェックポイント
  • 測定用の採血量は足りていますか?
  • センサーに十分血液が吸収されましたか?
  • 血液を強く絞り出していませんでしたか?
  • 手は濡れていませんでしたか?
  • 消毒液は乾いていましたか?
  • 測定器を極端に寒い場所に置いていませんでしたか?
  • 血液を穿刺してから時間が経過しすぎていませんか?
  • センサーの先端を離すタイミングが早すぎ、又は遅すぎませんでしたか?

(テルモ 糖尿病ケア製品ガイドより 引用)

数値がおかしいな?と思ったら
まず、上記チェックポイントを確認してください。