看護師による糖尿病療養指導の現場から

2018/1/29
シックデイのルール、把握していますか?

「体調が悪いんです。」
「お薬はどうしたらいいですか?」

インフルエンザが日本中で大流行しています。
予防接種をしたにも関わらず、罹患してしまった患者様や体調不良の患者様が不安な表情で来院されました。

「基本的なシックデイルールは把握していますか?」
患者様に聞きました。
すると、
「毎食きちんと薬は飲むようにっていわれているから、ご飯も食べれないし下痢もしているけど何とか飲んでいました」
と患者様は答えていました。
「あー」ついつい声が出てしまいました。
「何かいけなかった?」

糖尿病の薬と、ほかの疾患の薬と内服されている患者様は、何がいけなかったかわからない様子でした。

シックデイのルールを普段から確認しておきましょう

食事の量や体調によって内服量を変えてたり、インスリンの調整が必要になったりするのがシックデイのルールです。

体調不良の時は血糖値が上昇するので、内服を継続したいところですが、食事量によっても大きく異なるため注意が必要です。
持効型のインスリンは基本的に打ちますが、食事量に合わせて打つ速攻型のインスリンは食事量にあわせるため、普段は食前に注射をしていても食直後に打つようにします(食事の量によってスライドする)。

内服薬は中止するもの、食事量によって変えるもの、様子を見て規定量を内服するもの・中止するものなどいろいろあります。 毎回の療養指導の中で、年に1回はシックデイの話を患者様として、知識の確認をしていくことが大切です。