看護師による糖尿病療養指導の現場から

2017/12/11
血糖コントロールに苦労しない年末年始

年末年始の食事って普段と比較して、量が増えたり、外食の回数が増えたりすることが多いと思います。ですから、1年のうちで多くの患者様の血糖コントロールが乱れやすい時期になります。
クリスマスやお正月の料理はこの時期ならではのものなので、楽しんで食事をしたいものです。しかし、クリスマスは揚げ物や生クリームなどで脂肪分が多く、正月は煮物やおせち料理などで塩分が多くなるため要注意です。

では、具体的にはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか?

野菜から食べる

食事には野菜料理を多く取り入れ、食べる順番にも気を配るようにしましょう。野菜から食べ始めることで、急激な血糖値の上昇を抑制できます。

だらだら食べない

食事の時間は守るようにしましょう。また、寝転んで食べるなど、食事の姿勢にも注意しましょう。

作る量は適切に

食べ過ぎないように、あらかじめ作る食事の量を決めましょう。また、料理を取り分ける際にも1人前にしましょう。多く作ったり、取り分けてしまうと、自然と食べる量も多くなってしまいがちです。

必要な量だけ買う

食材を買い込みすぎないように気を付けましょう。特に果物などは爆買いしないようにしましょう。こちらも、あればつい食べてしまうものです。

調理法でも工夫する

例えば調味料には、スクラロースやアスパルテームなどの安全性の高い人工甘味料を使い、血糖値を上げないような工夫をしましょう。
また、使う器具でも、ノンオイル、テフロン加工やフッ素加工のフライパンを使うことで、使用する油の量を抑えることができます。

血糖コントロールに苦労をしない、年末年始を送りたいものです。