看護師による糖尿病療養指導の現場から

2017/9/25
内服薬ってどうしても残ってしまうんです

昼の内服がなかなかできず、さらにバタバタした朝など、
「お薬を飲んだか飲んでいないのかわからない時がある」
「どうやったら忘れないかな」
相談がありました。

継続的に内服している人を対象にしたアンケート結果より、
飲み忘れ経験がある、と回答した人は全体の約50%。

内訳
月2-3回忘れることがある 約40%
週1-2回 約30%強
月1回以下 約25%

男性と女性では、男性の方が飲み忘れ率が高く、職業別では
会社員の飲み忘れ率が最も高く、約60%、
逆に忘れる確率が低いのが主婦だそうです。

飲み忘れを防ぐには?

では、飲み忘れを防止するにはどんな方法があるのでしょうか?

  • お薬カレンダーの利用(空の袋は戻す)
  • ピルケースの使用
  • 携帯アプリの活用
  • 一包化
  • 気が付いた時点で服用し、次に飲む時間をずらす

などが、紹介されています。

患者様に直接うかがったら、
「平日は会社の自分の机に引き出しにいれている」とのこと。出社したら必ず開ける引き出しに入っている、と。
また、毎日散歩に出かける人は、玄関の扉に貼り付けておく、という方もいらっしゃいました。

何よりも大切なことは、忘れないようにする、という心構えです。忘れても絶対にやってはいけないことは、2回分を内服することです。
毎日職場に行く方は、職場の引き出しに入れる、毎日犬の散歩に行く方は散歩セットに入れる、など生活に合わせて工夫できるといいですね。