看護師による糖尿病療養指導の現場から

2017/2/7
冬の血糖値

最近、療養指導をして、HbA1cの値が上がっている方が多いと感じています。
0.1〜0.2%上昇の方が多く、中には0.5〜1.1%上昇した方もいらっしゃいました。

やはり、お餅や年末年始のごちそうの食べ過ぎ、忘年会、新年会シーズン、あとは、年末にいただいたお歳暮やプレゼント等、賞味期限があって食べてしまった、という話をよく聞きました。
お餅は田舎から送ってくる方もいらっしゃいましたが、「もうそろそろなくなってきた。」ということですのでとりあえず安心です。

また、寒くて、活動量が極端に減り、それに伴い、体重も増えている方がとても多いです。

HbA1c:

ご存知の通り、HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビンと血液中の糖が結びついた糖化たんぱく質です。赤血球の寿命は、120日ですが、寿命を迎えた赤血球は、毎日、脾臓で壊されていき、3〜4か月前の赤血球は全体の10%になってしまうので、HbA1cは、おおむね、ここ1〜2か月間の血糖値を反映しています。

今回、2月のHbA1cは、ちょうど12月〜1月の血糖値となり、高かった方は、ご自身の生活を振り返り、納得して帰られます。毎年、この時期に高くなるとわかっている方もいらっしゃいます。私たちスタッフも12月頃から、食事に気を付けることと、運動不足にならないようにお話ししています。

    この冬、血糖値をあげないように乗り切りましょう!

  • @ だらだら食べない。
    テレビを見ながら常に口の中に何か入っている、というのはやめ、時間を決めて、食べるようにしましょう。
  • A 体重計がある方は、毎日測り、少しでも年末前の体重に戻すようにしましょう。
  • B 寒いとどうしても家に閉じこもりがちです。
    1日1回は、買い物や散歩などで外出することを目標にしましょう。
  • C 家の中でも、じっとしていないで、こまめに動きましょう。
    拭き掃除、窓の掃除などだけでも良いでしょう。