看護師による糖尿病療養指導の現場から

2016/11/29
糖尿病患者支援のための研修会

週末、研修会に行ってきました。
テーマは、なんと、「糖尿病患者さんのやる気を引き出すコミュニケーション」
聞きたいテーマの一つです。

患者さんのパワーを発揮させるには?

久しぶりに看護理論の勉強をしました。患者さんのエンパワメント、潜在する力を引き出していく、ということです。私達ができるエンパワメントは、患者さんのパワーが十分に発揮されるように環境を整えたり、必要な資源、知識、技術を提供する事だ、ということを学びました。そのためには患者さんが現実的な目標を設定できるように、また、感情を言葉にできるように援助していきたいと思いました。やる気や自信の有無によって、4タイプに分かれるので、その方に合わせたアプローチ方法を学びました。やる気も自信もないタイプの方には、批判をしないで共感的理解を示し、傾聴していく態度が必要です。人それぞれタイプが違うので、その人に合った方法でアプローチしていく、これは、経験も必要だと思いました。

運動する事の必要性

次に、とっても聞きたかった運動療法。
糖尿病だから運動が必要ということではなく、すべての人間に運動が必要ということです。
人間は、太古の昔から飢餓と戦ってきました。戦後から現在のような食事が豊富な時代になっていますが、戦前までは、家事や食糧調達、すべてに身体をたくさん動かして生活してきました。しかし、現代は、便利な電化製品に囲まれ、ネットで注文したら食材も配達される、という時代になっています。体を動かさないのに食事を食べられるほど人間は進化していないので、運動は必要になる、ということでした。なるほど〜、こうやって患者さんに説明すれば、必要性を理解していただけるのでは・・・、と考えました。

運動をすると良い連鎖が続きます

運動すると、疲れるが→続けることで体力がつき→体が軽くなる→楽しい→よく眠れる→周りから褒められる→美しく、そして、健康になる!
と良い連鎖が続きます。
モチベーションを高めるために、格好良い靴や服装で外見から入るのも良いですね。
また、お金を出してジムなどに通う(私がそうです。毎日の日課のように通ってしまう貧乏性・・・)、ハイキングクラブ、散歩クラブに入り、仲間を作る!こちらも良いですね。

やはり医療者が運動していないと説得力もないので、自信を持って言えるように私も日々、身体を動かしていきたいと思いました。