看護師による糖尿病療養指導の現場から

2016/11/15
火、包丁を使わない いつでもできる簡単レシピ

以前にも書かせていただきましたが、10月22日に当院主催の西南部臨床糖尿病研究会が開かれました。
今回初の試みで、当院の栄養士チームが「火・包丁を使わない、いつでもできる簡単レシピ、チキンサラダ 豆腐ソース添え」を紹介させていただきました。参加者の皆さんから、 試食もあり、美味しい、栄養価も高い!と大変好評をいただきましたので、今回は、このコーナーで紹介させていただきます。

療養指導をしていると高齢の方からは、「火を使わないでできるもの」を、また、普段お料理をしない方からは、「仕事が終わって疲れると料理する時間もなく、面倒くさい、早く食べたい、簡単に作れるメニューなんてあるの?」といった声を聞きます。
今回、「安全に調理できる」「価格の安い材料」「栄養価が高いもの」という3つに重点を置き考えてレシピを考えました。

安全に調理できる

最近、話題になっている、高たんぱく・低脂質の「サラダチキン」を使います。その他に、食物繊維の多い「カット野菜、ミックスビーンズ」を使用しました。どれも、コンビニで手軽に購入できますし、火や包丁も必要ありません。
豆腐ソースの材料は、以下で、スプーンや泡だて器などでペースト状にし、調味料を合わせます。

  • 絹ごし豆腐 半丁
  • 味噌(150)
  • みりん
  • 醤油
  • 各大匙半分
  • ごま油 小さじ1
  • サラダチキン

サラダチキは食べやすい大きさに手で裂き、器に盛りつけ、豆腐ソースをかけるだけで簡単にできます。

価格の安い材料

今回の値段は

サラダチキン 220円
カット野菜 100円
ミックスビーンズ100円
豆腐100円
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合計520円(調味料代は含まれない)

栄養価が高いもの

他社の同様の出来合いのチキンサラダと比較すると、たんぱく質は2倍多く、脂質は7分の1と低く、塩分も半分で作ることができました。
鶏肉と大豆を一緒に摂取することで、鶏肉に含まれるアミノ酸の一種、メチオニンの消化を 大豆に含まれるビタミンB6が助けてくれます。メチオニンは必須アミノ酸の一種で、体内でたんぱく質を作る際に必要になります。必須アミノ酸は体内で合成できないため、食品からの積極的な摂取が望まれます。
栄養価は、エネルギー410Kcal 炭水化物34.2g たんぱく質49.9g 脂質8.2g 食物繊維10g 食塩3.5g となります。

参加者からは、「もっと他のレシピも知りたい」という声が聞かれ、この企画は来年の研究会でも期待できそうです!当院の栄養士のレシピ、来年はどのようなテーマになるのか楽しみです。