看護師による糖尿病療養指導の現場から

2016/10/31
第6回西南部臨床糖尿病研究会 Part2

先週に引き続き、当院主催の研究会のお話です。
今回の会では、初の試みである、管理栄養士チームの「いつでもできる、かんたんレシピ!」のコーナーがありました。火を使わず、コンビニで簡単に買うことができ、栄養価の高い 「チキンサラダ 豆腐ソース和え」を参加者の方々にご試食いただきました。
「とても美味しい」「もっと他のレシピも教えてほしい」等のご意見があり、初めてのレシピ紹介は、好評でした。

困難事例について

当日は、グループワークが2題ありました。
そのうちの1つは、困難事例でした。
インスリン注射をしているにも関わらず、血糖コントロールが悪くなり、それに伴いスタッフとの関係も悪化していった症例でした。 患者さんとのコミュニケーションに絞り、アセスメント、支援を考えていきました。 私たちが思いつかなかった内容の発表があり、職種を変え、また、経験値や視点を変えるとこんなにもたくさんのアセスメントができるのだと感激しました。

困難事例の対応方法

日々、外来診療中の時間がない中で、1人1人アセスメントをすることは難しいですが、記録に残していき、それをスタッフで共有することが、患者さんのためになることだと思いました。
データ、食事量、運動量などの事実だけを伝えるのではなく、自分なりに考えたことを患者さんに伝え、愛情を持って一緒に寄り添っていくことが、大事です。長い経過をたどる糖尿病患者さんへのポイントは、その人の人ととなり、家族や仕事のことまで思いやりをもって、療養指導していくことが良い信頼関係を築ける一歩だと感じました。