看護師による糖尿病療養指導の現場から

2016/8/8
アイスクリーム、果物

毎日暑いですね。そして最近、療養指導で患者様から、「暑いから、アイスやスイカを食べ過ぎちゃって・・・・。」とよくお聞きします。冷えたアイスや果物はとっても美味しく、止められなくなってしまいます。では、どれくらい食べても良いのでしょうか?

アイスクリームの場合

アイスクリームは、種類にもよりますが、なるべく「高脂肪」なものを選んだほうが、血糖値の上昇も緩やかになるようです。脂肪分が多いため、その分、糖質の消化に時間がかかって、結果、血糖値の上昇も緩やかになるともいわれます。

もちろん、その中で糖質の少なめのものを選ぶ。
アイスクリームは、成分によって以下のような分け方がされているようです。

  • アイスクリーム(乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上)
  • アイスミルク(乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上)
  • ラクトアイス(乳固形分3.0%以上)

スイカの場合

スイカの場合は1日にどのくらいが適切の量と言えるのでしょうか。

果物はビタミンやミネラルが豊富なので、食事療法中の方でも1日1単位(=80kcal)を目安に食べるのが推奨されています。

1単位の例
  • りんご・・・150g(皮、芯を含む場合180g)
  • ブドウ・・・150g(皮、芯を含む場合200g)
  • なし ・・・200g(皮、芯を含む場合240g)
  • バナナ・・・100g(皮、芯を含む場合160g)
  • もも ・・・200g(皮、芯を含む場合230g)
  • 柿  ・・・150g(皮、芯を含む場合180g)
  • みかん・・・200g(皮、芯を含む場合300g)
  • いちご・・・250g(皮、芯を含む場合260g)
  • すいか・・・250g(皮、芯を含む場合420g)

果物の場合、食物繊維が豊富で、含まれている糖の種類も、ブドウ糖に比べて血糖値を上げにくい果糖(フルクトース)のため、それほど血糖値への影響を心配せずに食べることができます。