看護師による糖尿病療養指導の現場から

2016/8/1
糖尿病と宅配食について

先日、クリニックで宅配食の試食会がありました。
私は、参加するのが初めてでした。
最初から、味が薄い、量が少ないのでは?と半信半疑だったスタッフは私だけではなかったと思います。

ところが、試食会開始し、一口食べただけで私の思い込み違いだったと反省。
セロリのスープ、鯖の西京焼、黄・赤パプリカの入った和え物など、他にも食べてみたい!と思えるメニューがたくさんありました。ダシが効き、塩味がちょうどよく、見た目に季節感があふれ、とっても美味しくいただき、おなか一杯になってしまいました。

今回の宅配食業者さんは、主食(ごはん)・主菜・副菜・デザートがあり、その中からフルセット、おかずのみ、2食、または3食、など選ぶことができます。今回は1,600kcalのエネルギー調整食でしたが、他にもたんぱく質を30〜50gに制限した食事、噛む力が弱い方向けのやわらか食もありました。

すべて、管理栄養士さんが、エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム、食塩相当量を計算して作られたものでした。業者さんによって、冷蔵か冷凍、お値段、好み、宅配方法なども違いますので、お話を聞いてみるのも良いと思います。

糖尿病食の宅配サービスを活用するメリットとしては
以下のようなものがあります

  • 食事の管理やコントロールが楽になる
  • 献立を考える手間や調理に費やす時間を削減できる
  • 糖尿病食に特有な薄味に慣れることができる
  • 糖尿病食を自宅で作る際の参考になる

宅配食をうまく利用することによって、体重や血糖値の改善につながると良いです。
今回の試食会は、とても参考になり、療養指導の場で食事療法に疲れてしまった方や家族の方にお伝えできることがまた増えました。