看護師による糖尿病療養指導の現場から

2016/7/4
高尿酸血症

毎日、暑い日が続いていますね。
皆様、体調はいかがでしょうか?
今月に入り、血液検査で尿酸値が高くなっている患者様をよくおみかけします。
この暑さでよく汗をかくようになったことが原因の一つです。
汗をかくことで体内の水分が奪われ、尿量が減ります。
すると尿酸の排泄が正常に行われなくなり、体内に尿酸がたまりやすくなります。
汗では尿酸は排泄しませんので、結果、血清尿酸値が高くなります。

夏は、どうしても汗を大量にかきますから、多めの水分補給が予防と対策になります。
ただし、果糖を含むジュースや炭酸飲料はやめましょう。
ビールのがぶ飲みは論外です!
水分補給には、水、お茶が良いでしょう。
1日に2000ml以上の水分を摂りましょう。
水分摂取は、尿路結石の発生の予防にもなります。

尿酸は、アルカリ性の水分によく溶けますので、日ごろから、野菜、海藻類などのアルカリ性食品を十分にとりましょう。プリン体を多く含む食品、魚の干物、乾物、動物の内臓の摂りすぎにも気を付けましょう。

また、内臓脂肪の蓄積は、尿酸の産生が過剰となり、尿酸値を上げてしまうので、目安とBMI25以下にして、適正体重を目標にしましょう。週3回程度の有酸素運動も継続的に行うと良いですね。お気づきのように、糖尿病の食事や、運動で注意することと同じ内容が多いですね。