看護師による糖尿病療養指導の現場から

2016/4/18
BMI、体重測定

日頃、療養指導させていただく中で必ずチェックしているのが体重です。毎月、患者様と「体重が増えた!」とか「減った!」といった会話をしています。そして、身長、体重から計算する体格指数、BMI(Body mass index)もチェックしています。BMIは、体脂肪率とよく相関する肥満指数で国際的にも使われて、肥満の程度を判定しています。

それでは、皆さんもご自分のBMIを計算してみましょう。
[体重 (kg) ÷身長 (m) ÷身長 (m)]で計算されます。

計算結果が、

BMI 22
標準体重で最も病気になりにくい統計学的に理想な体重
BMI 25以上
糖尿病や高血圧、脂質異常症(高脂血症)など、多くの生活習慣病が起きやすくなる
BMI 27
糖尿病になる危険は2倍になる。

と言われています。
糖尿病予防、血糖コントロールの改善には、BMI 20-24が良いです。

毎日の体重測定がおすすめ

では、どうやって減量して行けばよいのでしょうか?

毎日体重計に乗り、記録する

一つおすすめの案として、体重を記録、グラフ化する事です。体重の変化が一目でわかり、何が原因で増減したかがわかりやすくなります。当院にも、体重記録表がありますので、ご興味のある方は、お気軽にお声をかけてください。患者様の中には、そのグラフに血糖値や血圧、旅行やバイキングで食べ過ぎた、ジム、プールに行った、など日記代わりに記録してきてくださる方がいらっしゃいます。私達、医療者にもわかりやすく、良かった点、反省点を共有し、その後の生活行動につなげていける良い資料となります。

目標を持ちましょう

ご自身、または医療者と次回の受診までの目標体重を決めましょう。決して無理することなく、ご自身が達成できそうな体重を掲げると良いと思います。例えば、「次回までに-1kg」などです。

時間を決めて測定する

体重は1日である程度、変動します。食前と食後、トイレの前や後などでも変動するので、朝起きてトイレにいってから測るなど、1日で測定する時間を決めて行いましょう。一般的には、体重測定は朝が最適であるといわれています。