痛風・高尿酸血症について

痛風・高尿酸血症とは、何らかの原因で尿酸がたくさん作られたり、腎臓などで尿酸をうまく捨てられないと、血液中の尿酸の濃度が高くなってしまいます。そして血の尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態をになると「高尿酸血症」と呼ばれます。また、この状態がさらに進んで関節に炎症の発作が起きた時に「痛風」と言われます。


痛風・高尿酸血症の患者数

高尿酸血症の患者さん全員が必ず痛風になるわけではありませんが、その状態が長く続いたり、血清尿酸値が高くなればなるほど痛風の発作が起こりやすくなるので、現在症状が出ていなくても注意する必要があります。

高尿酸血症の患者数は約500万人、痛風の患者数は約50万人いるとも言われています。
痛風の90%以上は男性です。
女性に痛風が少ないのは、女性ホルモンが尿酸を体外へ排泄しやすくしているからだと言われています。
したがって、一般に女性が痛風になるのは、女性ホルモンが減る更年期以降の場合が多い傾向にあります。


そもそも尿酸とは?

尿酸は、細胞の中にある「核酸」という遺伝子の成分が分解されたためできてしまう、古い細胞の残りかすです。また、体の中のエネルギーの元となっている物質の燃えかすでもあります。
ですから、新陳代謝によって細胞が分解されたり、エネルギーを使うと、体内で尿酸が作られます。

また、尿酸の原料は食物にも含まれており、これらを食べることによっても体内で尿酸が作られることになります。一般に、体内で作られる尿酸の量と食べものから作られる尿酸の量では、体内で作られる量の方が多いといわれています。