風邪と抗生物質

多くの場合、風邪に抗生物質(細菌をやっつけるための薬)は必要ありません。
なぜなら多く場合、抗生物質はウイルスに影響を与えません。


逆に、抗生物質が必要と思われる場合は下記のような場合です。


  1. A群溶連菌が原因
    迅速診断キットにて簡易診断が可能です。

  2. (細菌性の)副鼻腔炎
    (細菌性の)副鼻腔炎は、所見等から診断はできる場合が多くあります。
    しかし、その原因が細菌かどうかは、その場で、判断することは非常に難しいと思います。

  3. 肺炎
    全身状態(体温・血圧・脈)と聴診で判断が可能と考えます。ですから、外来の診察だけで、抗生物質の必要性についてある程度評価が可能です。

尚、これ以外にも、マイコプラズマや百日咳等ある特定の感染症が原因(もしくは強く疑われた)のときや髄膜炎が疑われたときなどには必要です。