看護師による糖尿病療養指導の現場から

2018/7/9
糖尿病の患者の抜歯ってリスクありますか?

先日、血糖値の高い患者様(HbA1c 10%以上 3年間の治療を中断した患者)が来院されました。
齲歯(虫歯)治療のため抜歯したら、「全くくっつかない」、と訴えられました。
「まあ、お気の毒です。」としか言えませんでした。
口の中なので、傷口の回復は遅いのですが、1か月もたつのに…

糖尿病と口腔内の関係

糖尿病と口腔内は何か関係があるのでしょうか。
「2016 糖尿病治療ガイドライン」を開いてみると、

  • 1型糖尿病患者では若年者の健常者に比べて歯周病の発症率が高い
  • 2型糖尿病患者ではHbA1c6.5%以上になると、歯周病の発症や、歯槽骨吸収の進行のリスクが高まる
  • 2型糖尿病では歯周治療により血糖が改善する可能性があり、推奨される

と、掲載されています。
また、日本歯周病学会によると、HbA1c6.5%以上の糖尿病患者は歯周組織の破戒の相対的リスクは非糖尿病患者の1.17倍のリスクがある、とあります。

抜歯時の糖尿病血糖コントロールの目標

空腹時血糖値 150mg/dl 以下
上限 300mg/dl 以下
HbA1c 7〜8%
尿 ケトン 陰性
重い合併症(特に循環器系)がない

歯周病のリスクが高い人の基準

HbA1c 8.4% 以上
空腹時血糖値 160mg/dl 以上
食後2時間値 220mg/dl 以上

歯周治療ガイドラインでは、上記の基準以上の方は、リスクが高いとされています。

ちなみに、抜歯は午前中が好ましいそうです。
それはなぜかというと、内科医師との連携が取りやすいから、さらに、昼食を通常通りに摂取しやすいということもあるそうです。
3年ぶりの来院の患者様は残念ながら、上記の基準にあてはまらず…
早急に血糖値の改善が必要とわかります。

血糖値のコントロールが口腔内のコントロールにつながる、大切ですね。

今月の目標

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